Googleカレンダーの予定をコピー・複製する方法まとめ
Googleカレンダーで予定を複製する、別カレンダーにコピーする、同じ予定を複数カレンダーに表示する、1週間分をまとめてコピーする方法を整理。手動コピーの限界と自動同期への切り替えどきも解説します。
Googleカレンダーで「この予定をもう1つ作りたい」「別のカレンダーにも同じ予定を入れたい」と思う場面は多くあります。
たとえば、毎週の定例と似た予定をもう1件作りたい。仕事用カレンダーの予定を個人用カレンダーにも表示したい。先週と同じ1週間分の予定を今週にも入れたい。
Googleカレンダーには予定の複製やコピーの機能がありますが、メニューの名前が「複製」「コピー」「変更」などに分かれていて、どれを使えばよいか迷いやすい部分です。
この記事では、Googleカレンダーで予定をコピー・複製する方法を、やりたいこと別に整理します。
「複製」「コピー」「移動」の違い
最初に用語を整理します。Googleカレンダーでは、似た操作に別々の名前が付いています。
| 操作 | 意味 |
|---|---|
| 複製 | 同じカレンダーの中に、同じ内容の予定をもう1件作る |
| 別カレンダーへのコピー | 元の予定を残したまま、別のカレンダーにも同じ予定を作る |
| 移動(カレンダーの変更) | 予定を別のカレンダーへ移す。元のカレンダーからは消える |
| 転送(エクスポート・インポート) | カレンダー単位で予定を書き出し、別のカレンダーやアカウントに取り込む |
「同じ予定を複数のカレンダーに出したい」場合はコピー、「予定の所属カレンダーを変えたい」場合は移動です。ここを取り違えると、予定が消えたように見えて慌てることになります。
方法1: 同じカレンダー内で予定を複製する
似た予定をもう1件作りたいときは「複製」を使います。
- パソコンのブラウザでGoogleカレンダーを開く
- 複製したい予定をクリックして詳細を開く
- その他の操作(縦三点メニュー)から「複製」を選ぶ
- 編集画面が開くので、日時やタイトルを直して保存する
複製された予定は元の予定とは独立した予定です。ゲストや説明、通知設定などが引き継がれるため、「先週の打ち合わせと同じメンバーで来週も設定したい」といった場面で手早く使えます。
スマホのGoogleカレンダーアプリでも、予定を開いてメニューから複製できます。
なお、毎週・毎月など規則的に繰り返すなら、複製を繰り返すのではなく予定の「繰り返し」設定を使うほうが管理は楽です。
方法2: 予定を別のカレンダーにコピーする
元の予定を残したまま、別のカレンダーにも同じ予定を作りたいときは「コピー先」を使います。
Google公式ヘルプ「Googleカレンダーでカレンダーや予定を転送する」でも案内されている操作です。
- パソコンのブラウザでGoogleカレンダーを開く
- コピーしたい予定を開く
- その他の操作から「〜にコピー」でコピー先カレンダーを選ぶ
- 開いた編集画面で内容を確認して保存する
コピー先のカレンダーに書き込み権限があることが条件です。別アカウントのカレンダーへコピーしたい場合は、先にそのカレンダーの共有設定で「予定の変更」権限をもらっておきます。
コピー後の予定は元の予定と連動しません。元の予定の時間が変わっても、コピー先は古い時間のまま残ります。この性質が、あとで説明する「手動コピーの限界」につながります。
方法3: 同じ予定を複数のカレンダーに表示する
「googleカレンダーで同じ予定を複数のカレンダーに出したい」という場合、実現方法は主に3つあります。
1. それぞれのカレンダーへコピーする
方法2のコピーを、表示したいカレンダーの数だけ繰り返します。単発の予定ならこれで十分です。
2. もう一方のアカウントをゲストとして招待する
別アカウントのカレンダーに出したいだけなら、予定のゲストにそのアカウントのメールアドレスを追加する方法もあります。招待された側が承諾すると、両方のカレンダーに同じ予定が表示されます。
コピーと違い、ゲスト招待では予定が1つのままです。主催者側が時間を変更すれば、もう一方のカレンダーにも反映されます。自分の2つのアカウント間なら、この方法がもっとも崩れにくい選択肢です。
3. カレンダー同期ツールで自動反映する
今後の予定も含めて継続的に複数カレンダーへ反映したい場合は、後述する自動同期が現実的です。
方法4: 1週間分の予定をまとめてコピーする
「先週と同じ1週間をコピーしたい」というニーズは多いのですが、Googleカレンダーには週単位・複数選択でのコピー機能がありません。
現実的な選択肢は次のとおりです。
- 毎週同じパターンなら、各予定を「毎週」の繰り返し予定にする
- 数件であれば、方法1の複製を予定ごとに行う
- 大量にある場合は、カレンダーを書き出した
.icsファイルの日付を編集して読み込む(上級者向けで、ミスすると重複予定が大量にできるため注意)
繰り返し予定にできるものは繰り返しに寄せるのが、もっとも安全で手間の少ない運用です。
方法5: カレンダー全体を複製・移行する
カレンダーを丸ごと複製したい、別アカウントへ移したいという場合は、書き出しと読み込みを使います。
- Googleカレンダーの設定から対象カレンダーを書き出す(
.icsファイル) - コピー先で新しいカレンダーを作る
- 設定の「インポート/エクスポート」で、書き出したファイルを新しいカレンダーに読み込む
手順の詳細はGoogle公式ヘルプ「Googleカレンダーに予定を読み込む」にまとまっています。
読み込んだ予定はその時点のスナップショットで、元のカレンダーとは同期されません。移行や一括投入のための方法と考えてください。
手動コピーの限界: 元の予定と連動しない
ここまでの方法は、いずれも「その時点の予定を写す」操作です。共通する弱点は、コピー後に元の予定が変わっても追従しないことです。
- 元の予定の時間変更が、コピー先に反映されない
- 元の予定をキャンセルしても、コピー先の予定は残り続ける
- 毎週コピー作業を続けるうちに、消し忘れ・入れ忘れが起きる
単発のコピーなら問題になりませんが、「仕事用カレンダーの予定を毎週、個人用カレンダーにも反映する」のような継続運用では、コピー作業そのものがダブルブッキングの原因になります。
コピー・移動・インポート・自動化の使い分けは、Googleカレンダーの予定を別カレンダーに自動コピーする方法で詳しく整理しています。
継続的に反映するなら、コピーではなく同期
日程調整・カレンダー同期ツール「クロノック」には、Googleカレンダー間で予定を自動同期する機能があります。
クロノックでは、カレンダー間の同期ルールを画面から作成・管理できます。
同期ルールを一度作れば、元カレンダーでの予定の作成・変更・削除に合わせて、同期先のカレンダーも自動で更新されます。手動コピーのように「コピー先だけ古い時間のまま」という状態になりません。
同期先に表示する情報量も選べるため、個人用の予定を仕事用カレンダーへ反映するときは「予定あり」だけを表示する、といった使い方ができます。
| 状況 | 向いている方法 |
|---|---|
| 似た予定をもう1件作りたい | 複製 |
| 単発の予定を別カレンダーにも入れたい | 別カレンダーへのコピー |
| 2つのアカウントに同じ予定を出したい | ゲスト招待 |
| 毎週同じパターンの予定を入れたい | 繰り返し予定 |
| カレンダーを丸ごと移したい | 書き出し・読み込み |
| 今後の予定を継続的に別カレンダーへ反映したい | カレンダー同期ツール |
クロノックでは、Freeプランでも単方向・「予定ありのみ」のカレンダー同期ルールを1件作成できます。複数のルール、双方向の同期、予定名や説明の同期はProプラン(7日間の無料トライアルあり)で利用できます。複数カレンダーの空き時間判定もFreeプランから利用できます。


